奈良市・近鉄奈良駅から徒歩5分

年中開門 6:00〜18:00

教行寺を知る

教行寺の歩み

400年にわたり紡がれてきた教行寺の歴史と今をご紹介します。

教行寺の鐘楼堂と山門

教行寺の由緒

教行寺門前に建つ由緒碑
教行寺門前の由緒碑。寺院の歩みが刻まれています。

教行寺は、もと天台宗比叡山延暦寺の末寺であったと伝わります。応永24年(1417年)、教行寺檀家の阪口仲兵衛の祖先・道誓の娘が、蓮如上人の御幼少のころ御乳母としてお育てしたことから、蓮如上人はたびたび同家を訪ねられました。そのご因縁により、道誓は真宗へ帰依したと伝えられています。

承応2年(1653年)、教行寺は天台宗から真宗へ改宗。京都伏見の本浄寺から玄阿を迎え、中興第一世としました。以来、信証山の山号のもと、奈良のまちで念仏の教えとお寺を護持してきました。

ご本尊と受け継がれた寺宝

御本尊の阿弥陀如来立像は、源信僧都の御制作と伝わる乾漆製です。また、蓮如上人御真筆と伝わる六字御名号とともに、代々大切にお護りしています。

本堂を次の時代へ

昭和期の教行寺本堂・山門・鐘楼堂
昭和期の教行寺。本堂、山門、鐘楼堂を現在まで受け継いでいます。

本堂の再建と受け継がれた伽藍

現在の木造瓦葺の本堂は、大正3年(1914年)に再建されました。宝永2年(1705年)の本堂焼失後に再建された旧御堂から受け継がれ、今日までお葬式・ご法事・法要や日々のお勤めの場として大切に使われています。

教行寺本堂の耐震補修が掲載された新聞記事
教行寺本堂の耐震補修を取り上げた新聞記事。画像を押すと大きく表示します。
教行寺本堂四隅に設置された鉄骨の耐震フレーム
本堂四隅の鉄骨耐震フレーム。木部に調和するよう仕上げられています。

二度目の大規模補修と耐震化

近年の地震災害を踏まえ、2009年には「四天王」耐震工法を採用しました。本堂四隅の床下から天井までを鉄骨のハシゴ型フレームで囲み、外観と本堂の雰囲気を損なわずに補強しています。この補修は新聞記事でも取り上げられ、伝統建築を護りながら安全性を高めた事例として紹介されました。

鐘楼堂と境内

教行寺鐘楼堂の梵鐘と木組み
鐘楼堂の梵鐘。細やかな文様と木組みが今に受け継がれています。

山門右手の鐘楼堂は、第十五代 大徳院 釋慧正によって昭和57年(1982年)10月10日に建立されました。梵鐘には南無阿弥陀仏の御名号が彫られ、毎年大晦日には除夜の鐘をお撞きいただけます。

境内には永代納骨墓、本堂裏手には墓地が広がります。近鉄奈良駅から徒歩5分の市街地にありながら、静かに手を合わせられる場所です。

現代社会を生きる人にひらかれたお寺へ

長い歴史を受け継ぐだけでなく、お葬式やご法事、納骨、墓じまい、仏教のこと、そして日々の悩みまで、迷い困った時に安心して頼ることのできる〝かけこみ寺〟でありたいと願っています。檀家さんはもちろんのこと、初めての方も、どうぞ気兼ねなくたずねてください。

真宗大谷派〈東本願寺〉

京都の真宗本廟 東本願寺 御影堂
教行寺の本山である、京都の真宗本廟〈東本願寺〉。

教行寺は、京都の真宗本廟〈東本願寺〉を本山とする真宗大谷派の寺院です。宗祖・親鸞聖人が明らかにされた浄土真宗は、お念仏に自らの歩みをたずね生きんとする教えです。