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年中開門 6:00〜18:00

法話・読みもの

ロウソクの色

お内仏の前で手を合わし、お勤めをする際、ロウソクを立てているでしょう。一般的には白色のものを用いているかと思います。しかし、真宗では白色のほかに朱色のロウソクが用いられることが多くあります。明治時代に入る前には原材料や精製の問題から白い蝋燭は貴重で高価であった為、朱や黄みがかった色が一般的だったという歴史が背景にあったと考えられます。その歴史を正解とするのも良いですが、敢えて、白色ではなく朱色を用いる伝統を考えてみたいと思います。真宗ではほとんどの法要において朱色が用いられますが、お葬儀の後、四十九日までは白色が用いられます。大切な人を亡くした悲しみや寂しさに直面する四十九日の期間は、仏花といったお飾りは質素な色合いを用います。それは私たちの気持ちを表現しているカタチにほかなりません。四十九日が過ぎると、悲しみや寂しさの移ろいとともに、仏花やお飾りも徐々に華やかなものを飾ろうかという思いが発こってくることがあります。ロウソクも四十九日を過ぎると、白色ではなく朱色を用いることが勧められています。悲しみ寂しさが仏さまのお飾りとともに変化してゆくのです。合掌