浄土真宗の教えでは、手を合わせ亡き人を念う(おもう)ことによって、今、いのちを生きている私を見つめなおし、今一度、ほとけさまの教えに耳をかたむけることが願われています。
お墓参りとは、亡き人を念うだけでなく、手を合わせる私自身の今の生き方が問われる大切なご縁となるのです。
かけがえのない命を一生懸命に生きて本当に満足して命終えてゆけることが“亡き人から私への願い”なのではないでしょうか。
その願いに気がついた時こそ、亡き人がお浄土のほとけさまと成られて私をみちびいてくださっていることを受け止められるのではないでしょうか。
私が亡き人を弔う前に、実は、亡き人から私は願われている。今、私がどのように生きてゆくのかを問うことが亡き人への最もな供養となるのです。
<永代納骨(永代供養)>
納骨とは、あくまでもお骨をお預かりするということであり、お骨の処理にほかなりません。大切な亡き人のお骨を納めて〝それで終わり〟では大変寂しいことです。やはり、亡き人から頂いた法事のご縁を大切に勤めてゆくことが願われています。しかしながら、現代社会に於いてお骨を管理することが大変難しくなったことも事実です。
教行寺に永代納骨すれば、お骨を納めた教行寺本堂にてご法事をお勤めすることができます。出来る限りご法事を勤め、お骨の管理が難しくなってしまったもしもの場合の心配も不要で安心です。
教行寺の永代納骨墓(永代供養墓)は、納骨したあとの管理の心配が不要です。
※毎年の維持費は不要で、檀家契約などはございません。
毎年5月20日、教行寺の檀家さんと納骨者様のための永代経法要を本堂でお勤めさせていただております。ご希望の方にはお彼岸・お盆に限らずご法事や墓前勤行を随時承っており、ご納骨いただいた大切なお骨は、永代にわたってお守りいたします。
教行寺の永代納骨墓(永代供養墓)は、どなた様でもご利用可能で、合祀(合同納骨)と骨壷のまま安置できる個別棚のどちらかをお選びいただけます。納骨後は、開門時間内でしたらいつでもご自由にお参りいただけます。仏花は、教行寺が管理いたします。また、教行寺の檀家さんや墓地・納骨者様はご法事の際に教行寺の本堂をご使用いただくことができます。
ー開門時間ー
◎永代納骨墓(永代供養墓) <合祀> 15万円
・永供養墓内に合祀(合同納骨)させていただきます。納骨後、お骨を返却することはできません。
※納骨式のお布施を含みます。
◎永代供養(永代供養墓) <個別棚納骨> 30万円
・永代納骨墓内の個別棚に骨壷のまま安置させていただきます。
※納骨式のお布施を含みます。
※上記の他に追加で掛かる費用はございません。
○その他の案内事項
・全ての納骨者様には、教行寺の法名帳に故人様のお名前を記帳させていただき、お墓には故人様のお名前などを記した表札を設置させていただきます。
・納骨時のお勤めと故人様のお名前などを記した表札プレート制作費が懇志金(費用)に含まれております。
・納骨時、墓前ではなく本堂にて法要を勤修することも可能です。
・教行寺門徒、墓地・永代納骨利用者が本堂に於いてご法事を希望の場合、教行寺の本堂ご使用いただけます。
・生前の予約受付も可能です。
・そのほか一時利用などの対応も可能ですのでお問合せください。
・複数人のお骨を収める場合は下記をご覧ください。
1名につき10万円追加にて納骨することができます。3名以上は一律30万円追加にて承ります。※表札の扱いやお骨の数・骨壷の大きさによって随時対応いたしますので詳しくはご相談ください。
<墓地について>
教行寺の境内墓地は、本堂の裏手に広がり、約200区画ございます。近鉄奈良駅やJR奈良駅からすぐ近くで、大宮通りに面した駐車スペースもあり、アクセス抜群です。彼岸やお盆などの時期を問わず、日々多くの方がお墓参りにいらっしゃいます。
本堂前にはお墓参り用のバケツ、蝋燭、お線香などを完備しており、日中であれば何時でもお参りすることが可能です。墓花やお供えの散乱対策、草引きなど教行寺の家族全員で一生懸命管理させていただいております。
真宗門徒の方でしたら、どなた様でもご利用いただけます。現在、空き区画は数基となっております。相談・見学など、詳しくはお気軽にご連絡ください。
<懇志金(費用)>
◎墓地1区画 30万円
※墓終いの際は、区画を更地にした状態で返還していただきます。その他の離檀料等は一切ございませんのでご安心ください。
◎維持費 毎年1万円
※墓地の管理費用のほか、寺院護持にあてさせていただきます。維持費は半年毎に分けて5千円毎に納めていただくことも可能です。
◎墓前読経 3千円〜
※住職又は副住職が在住の場合、当日の受付も可能ですのでお気軽にお尋ねください。
そのほか、納骨についてのご相談やお手次の寺院(菩提寺)が無い等、お困り事があれば、問い合わせフォーム又は電話にてご連絡をお願いいたします。教行寺LINE公式アカウントでも構いません。どのようなことでも遠慮なく、お気軽にお尋ね下さい。